「慰安婦」報道に関する朝日新聞社に対する申し入れ(2015.1.22)のご報告

昨年10月12日付けのブログで「朝日新聞の慰安婦報道について検証する第三者委員会」についての研究者・弁護士の要望書 研究者・弁護士の要望書を紹介しました。これに関連して、昨年12月22日に朝日新聞第三者委員会報告書が公表され、同月26日に朝日新聞社社長の記者会見が行われたのをうけて、今年1月22日に朝日新聞社に対して以下のような申し入れが行われたので、報告と申し入れ書を紹介します。(長文ご容赦ください)。

 

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「慰安婦」報道に関する朝日新聞社に対する申し入れ(2015.1.22)のご報告

朝日新聞が慰安婦問題の報道について第3者委員会を設置した昨年10月には、緊急に賛同の呼びかけをおこないましたが、たくさんのみなさんにご賛同をいただき、ありがとうございました。

 

その後、ご存知のように年末に、第3者委員会の報告ならびに朝日新聞社の対応が発表されました。

 

年末と年初めに呼びかけ人で集まり、それへの対応について議論をおこない、その結果、第3者委員会報告書とそれを受けて朝日新聞社の対応について、呼びかけ人としての見解を表明することとし、2015年1月22日午前中に朝日新聞社に申し入れをおこない、午後に記者会見をおこないました。今回は、状況から判断して賛同署名を集める方法はとりませんでした。

 

朝日新聞への申し入れには、内海、大森、金、田中、中野、林の6人が参加しました。また同時に、歴史学研究会から委員長の久保亨さんが参加されました。歴史学研究会は、今回の申し入れ書の呼びかけ人に加わったわけではありませんが、昨年10月に学会として「政府首脳と一部マスメディアによる日本軍「慰安婦」問題についての不当な見解を批判する」という声明を発表しており、その内容を朝日新聞に申し入れるということで私たちと同席しました。

 

私たちは編集局の責任ある方と中身のある議論をしたいと考え、編集局長あるいはそれに代わる編集局の方の出席を求めましたが、残念ながら広報部長代理を含め広報部の方しか出てきませんでした。

 

朝日新聞に申し入れた文書は、以下のものですので、全文をお送りします。この記者会見については、『朝日新聞』『赤旗』に掲載されています(共に23日付紙面ならびにウェブ版)。22日夜にはTBSラジオで5分ほど林の電話インタビューが放送されました。

 

なおこの申し入れ書は、「Fight for Justice日本軍「慰安婦」忘却への抵抗・未来の責任」「日本の戦争責任資料センター」「河野談話の維持・発展を求める学者の共同声明」のサイトに掲載します。

 

またこの問題は朝日新聞だけではなくメディア全般に関わる問題であり、元朝日新聞記者への脅迫はメディアの問題のみならず大学の学問教育の自由にも関わる問題で。そこで、現在の予定では、4月5日(日)午後、東京にて、歴史学界、法律家、メディア関係者らにも呼びかけて「朝日新聞問題を通して考える 「慰安婦」問題と日本社会・メディア(仮)」を開催する計画でいます。

 

今後とも引き続き、みなさまのご協力をお願いいたします。

 

呼びかけ人(事務局) 金 富子  中野敏男  林 博史

 

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