反日種族主義批判

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『だれが日韓「対立」をつくったのか』出版記念日韓シンポジウム
反日種族主義』現象を批判する~韓国でいま何が起こっているか

2020年8月1日 (土) 14:00〜16:45

康誠賢(カン・ソンヒョン)
歴史社会学。聖公会大学教員
韓国と東アジアの思想統制と転向、公安、法と暴力、戦争とジェノサイド、過去の清算、占領と軍政を研究してきた。 最近は日本軍「慰安婦」問題と戦争犯罪、冷戦、アジアの文化と大学及び知識の生産に深い関心を持って米国と英国など国外資料機関で資料を調査収集して研究
最近の著書に『脱真実の時代、歴史否定を問う:『反日種族主義』現象批判』(プルンヨクサ)を韓国で刊行。日本語では 歴史否定とポスト真実の時代 ― 日韓「合作」の「反日種族主義」現象 (大月書店 2020年12月)

反日種族主義』は2019年7月に韓国で10万部、同年11月に出た日本語訳は40万部を超えるベストセラーになっています。これは日韓の極右が合作した歴史否定の現象です。韓国以上に日本で売れているのは、日本のマスコミがこれを後押ししていることと密接に関係します。日本では、週刊誌を中心にヘイトスピーチのような嫌韓報道が溢れ、本書についてはNHKや池上彰冠番組でも大きく取り上げられ、本書に対する学術的な批判がほとんど無視されているかのようです。

昨年、日韓関係が泥沼化していると言われる中で日韓「対立」は誰が、どのようにつくったのかを読み解くために『だれが日韓「対立」をつくったのか:徴用工、「慰安婦」、そしてメディア』(大月書店)を刊行した編著者として、『反日種族主義』現象を問う場が必要と考えました。

韓国で最近、日本軍「慰安婦」問題に関してめざましい成果をあげてきた歴史社会学者の康誠賢(カン・ソンヒョン)さんが、2月に同書を全面的に批判する『脱真実の時代、歴史否定を問う:『反日種族主義』現象批判』を出版しました。今回は康誠賢さんに、本書が韓国でベストセラーになった背景と現実をわかりやすく報告いただきます。それを受け、『だれが日韓「対立」をつくったのか』の編著者より日本からの応答をします。日韓「対立」を乗り越えるために必要なことは何か、ともに考えたいと思います。

当日プログラムとコメント資料 https://www.dropbox.com/s/y874lylts6xqqq5/20200801_program_comments.pdf?dl=0

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