9/23FFJオンライン講座:趙慶喜さんの「韓国で歴史修正主義がなぜ登場したのか? 〜ニューライトの歴史戦を批判する」

9/23のFFJオンライン講座は
お待ちかねの趙慶喜(ちょう・きょんひ)さんです。

趙慶喜さんは歴史社会学、マイノリティ研究/聖公会大学東アジア研究所教員です。

韓国でも台頭している歴史修正主義について、とりわけニューライトの登場から解説していただきます。日本の歴史修正主義との連携も含めてお話を伺える貴重な機会です。
後日配信もあります。
学生無料ですので多くの方のご参加をお待ちしております。

【Fight For Justice連続講座】第Ⅳ期
いちからわかる歴史修正主義/歴史否定論、ここがおかしい 

目次

第3回 2024年9月23日(月)20:00~21:30(申込締切9月25日18時)
趙慶喜(歴史社会学、マイノリティ研究/聖公会大学東アジア研究所教員)
「韓国で歴史修正主義がなぜ登場したのか?
〜ニューライトの歴史戦を批判する」

申し込みはこちら
学生無料です!
一般:一回券1000円、5回通し券4500円

インスタ:fightfjustice_2021
X:@FightfJustice
FB:https://www.facebook.com/fightforjustice.info/

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第Ⅳ期は、
日本・韓国・米国を対象に、歴史修正主義・歴史否定論の展開をとりあげます。

日本軍「慰安婦」制度などの日本の侵略戦争・植民地支配の歴史に関して、「『慰安婦』は強制ではなかった」、「日本の支配はよいこともした」などと、歪曲したり、正当化したりする主張があります。これらは歴史修正主義/歴史否定論と呼ばれるもので,耳にしたことがある人は少なくないでしょう。

 歴史修正主義/歴史否定論は、1990年代後半から日本で本格的に展開し、歴史教科書の記述にも影響を与えるようになりましたが、現在では国境を越えて広がりを見せるに至りました。日本の加害の歴史を正当化する李栄薫『反日種族主義』(2019年)は韓国で10万部、日本で40万部を超え、ベストセラーとなりました。さらに、2020年にはラムザイヤー ハーバード大学教授が日本軍「慰安婦」制度の歴史を歪曲する論文を発表し、日本でも右派論壇を中心に紹介されました。以上のように、日韓・日米合作ともいえる歴史修正主義・歴史否定論が勢いを増しています。

 歴史修正主義/歴史否定論は学問的手続きを全く無視したもので、その主張の誤りは多くの研究者によって指摘されてきました。にもかかわらず、歴史修正主義/歴史否定論の勢いは止まることを知りません。

 このような状況に有効に対処するためには、歴史修正主義/歴史否定論の内容的な誤りを批判するだけではなく、
これらの主張がどのように生み出され、いかなる構造の下で影響力を拡大させてきたのかを把握する必要があります。
参加者のみなさんと、歴史修正主義/歴史否定論の根本的な問題点について理解を深めていきたいと思います。

以下、続く。
第4回 2024年11月25日(月)20:00~21:30(申込締切11月20日18時)
米山リサ(トロント大学東アジア学部・女性ジェンダー研究所教授)
「歴史を修正するってどういうこと?〜米国という帝国から」

第5回 2025年1月27日(月)20:00~21:30(申込締切1月27日18時)
加藤圭木(朝鮮近現代史/一橋大学大学院社会学研究科准教授)
「歴史教科書からなぜ「慰安婦」記述が消えたのか?」

#歴史修正主義批判 #歴史否定批判 #慰安婦問題 #ラムザイヤー

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