8月8日(金)〜15日(金)まで、横浜にて第10回「戦争の加害」パネル展(「記憶の継承を進める神奈川の会」主催)が開催されています。本パネル展では日本軍によるアジア各地での加害の実態を振り返ります。
毎年行われてきたパネル展は今年で10年目。戦後80年という節目の年にあたり、今回は夏の開催となりました。
会場では、史料や現地の人々の証言をもとにした日本軍「慰安婦」に 関するパネルを含め、南京大虐殺、東南アジア侵略、731部隊についての展示、ビデオ上映や講演会も行われています。実際に足を運ぶと、2時間でも見尽くせないほどの充実した内容に圧倒されます。教科書に一行で書かれていた出来事、触れられていない侵略にどれだけの人々が傷つけられ今なおその尊厳が踏みにじられているのか、改めて考えるきっかけになる展示になっています。
過去に日本軍がどんなことをしてきたのかを今の私たちが知ることは、今後同じ過ちを繰り返さないための大切な一歩です。夏休みのひとときに、ぜひ訪れてみてください。


*撮影、掲載許可をいただいています