FFJ連続講座第1回5/26:太田修さん(朝鮮近現代史、近現代日朝関係史、同志社大学)「日韓基本条約をめぐる歴史認識の対立と日本軍「慰安婦」問題」

TOC

第1回 2025年5月26日(月)20:00~21:30(申込締切5月26日18時)
太田修さん(朝鮮近現代史、近現代日朝関係史、同志社大学)
「日韓基本条約をめぐる歴史認識の対立と日本軍「慰安婦」問題」

<開催形式>
オンライン

<講師プロフィール>
同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教員。朝鮮現代史、近現代日朝関係史専攻。主著に『〔新装新版〕日韓交渉』(クレイン、2015年)、『朝鮮近現代史を歩く』(思文閣出版、2009年)、『同志社コリア研究叢書4 植民地主義、冷戦から考える日韓関係』(編著、同志社コリア研究センター、2021年)、「日韓請求権協定で「解決ずみ」なのか」内海愛子ほか『日韓の歴史問題をどう読み解くか』(新日本出版社、2020年)、「日朝国交正常化はなぜ必要か」李鍾元・木宮正史編『朝鮮半島危機から対話へ』(岩波書店、2018年)。

<講座概要>
日韓基本条約(1965年)第2条「無効(null and void)」をめぐって当時、韓国が併合条約(1910年)等は「当初から…無効」、日本が締結当時は「効力を有していた」が1948年韓国独立時に失効したと主張し、いまも歴史認識の対立が続いている。最近、韓国側の「無効」論のルーツが植民地期の朝鮮人の主張に遡るとの新たな見解が提示されている。植民地期と日韓会談での「無効」論を検討しつつ、日韓両政府が日韓会談時と日韓条約締結後に日本軍「慰安婦」問題をどう議論してきたのかを検証する。 

<参加費>
一般:一回券1000円、5回通し券4500円
学生:一回券・通し券ともに無料
申し込みはこちら

TOC