Fight for Justiceブックレット3出版記念シンポジウム
「朝鮮人「慰安婦」と植民地支配責任~〈安倍談話〉何が問題か?」
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「戦後 70 年」の今年は、「植民地解放後 70 年」でもあります。朝鮮人・台湾人は、日本による植民地支配を背景に、「慰安婦」をはじめ、日本の侵略戦争に動員されました。
しかし、「戦後70年安倍談話」(8月14日)では、「植民地支配」のフレーズに朝鮮も台湾もでてきません。「慰安婦」への言及もありませんでした。
この歴史的責任の回避は政府だけの問題ではなく、いま日本社会では、新しさを装った歴史修正主義が登場し、朝鮮人「慰安婦」像をつくり変え、日本軍・政府の責任、植民地支配責任を否認・わい曲しようとしています。それは「慰安婦」 問題解決運動バッシングにおよんでいます。
こうした現実に抗するため、植民地支配責任を問う視点から、安倍談話と新たな歴史修正主義に関して、考えたいと思います。ぜひご参加下さい。
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■植民地支配責任から見た安倍談話
板垣竜太(朝鮮近現代社会史、文化人類学/同志社大学教授)
■新しい歴史修正主義がつくる朝鮮人「慰安婦」像批判
金富子(植民地朝鮮ジェンダー史/東京外国語大学教授)
■被害者の声に耳を傾けているか?〜朴裕河『帝国の慰安婦』批判
梁澄子(日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表)
●問題提起:吉見義明
●執筆者リレートーク:加藤圭木 愼蒼宇 松本武祝 ほか
■2015 年10 月4日(日)14:00 ~ 17:30(開場13:30)
■参加費:1,000 円(学生、非正規500 円)
■問合せ: contact@fightforjustice.info
■会場:在日本韓国YMCA9階ホール
主催:日本軍「慰安婦」問題web サイト制作委員会
日本の戦争責任資料センター
「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC))
御茶の水書房
協賛:週刊金曜日
10/4賛同団体:フィリピン人元「従軍慰安婦」を支援する会/”教えてニコンさん!”ニコン「慰安婦」写真展中止事件裁判支援の会/重重プロジェクト/日本軍「慰安婦」問題解決のために行動する会・北九州/中国人「慰安婦」裁判を支援する会/日本軍「慰安婦」問題解決全国行動/「慰安婦」問題解決オール連帯ネットワーク/アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)/特定非営利活動法人アジア女性資料センター/東京外語大・九条の会/きろくびと/憲法9条―世界へ未来へ連絡会/在日本朝鮮留学生同盟/日本の歴史歪曲を許さない!在日朝鮮人大学生連絡会/YOSHIMI 裁判いっしょにアクション!/戦争と女性の人権博物館(WHR)日本後援会/戦時性暴力問題連絡協議会/在日 の慰安婦裁判を支える会/山西省・明らかにする会/日本軍「慰安婦」問題解決ひろしまネットワーク/在日朝鮮人人権協会(8月24日現在、継続募集中)
———–近刊案内————
Fight for Justiceブックレット第3弾!
『朝鮮人「慰安婦」と植民地支配責任
Q&Aあなたの疑問に答えます』
日本軍「慰安婦」問題web サイト制作委員会編
金富子 板垣竜太 責任編集
宋連玉 西野瑠美子 林博史 吉見義明 加藤圭木 小川原宏幸
愼蒼宇 松本武祝 外村大 吉澤文寿 鄭栄桓 梁澄子 岡本有佳
A5判184 頁 予 予価1,400円+税 *置き去りにされた朝鮮人『慰安婦』マップ、《平和の少女像》マップ付
【本書のおもな内容】
業者が「人身売買」で徴集・連行したから日本軍に責任はない?/朝鮮人「慰安婦」に少女は少なかった?/朝鮮人強制連行はなかった?/被害女性は国民基金をなぜ受け入れない?/安倍談話は何か問題?―24の問いに、気鋭の研究者が答える
*尹貞玉、韓洪九インタビュー収録
2015 年9 月末刊行 御茶の水書房刊
TEL03-5684-0751 FAX03-5684-0753 www.ochanomizushobo.co.jp/
※お求めは書店または御茶の水書房まで。