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第3回 2025年9月22日(月)20:00~21:30(申込締切9月22日18時)
金栄さん(在日朝鮮人史・女性史研究、編集者、ルポライター)
【朝鮮民主主義人民共和国でみた日本軍慰安所跡と植民地遊廓跡─ポスト・サバイバー時代の歴史的トラウマ─】
<開催形式>
オンライン
<講師プロフィール>
金栄(キム・ヨン) 在日朝鮮人・女性史研究者、編集者、ルポライター。日本軍「慰安婦」、「遊廓」跡調査のため5回訪朝し、国境地帯を含む北部地方都市の踏査を行う。共著に『海を渡った朝鮮人海女─房総のチャムスを訪ねて』(新宿書房、1988)、『軍隊と性暴力─朝鮮半島の20世紀』(現代史料出版、2010)、『植民地遊廓─日本の軍隊と朝鮮半島』(吉川弘文館、2018)。
<講座概要>
植民地時代の朝鮮北部は中国・ソ連国境に接しているため、朝鮮軍(日本軍のこと)が駐留する軍事都市が多かった。1998年、朝鮮民主主義人民共和国に日本軍慰安所があることが報じられたが、日朝間に国交がないため同国に行くこと自体が難しく実態の解明も進まなかった。同国を5回訪問し各地の旧軍都にあった慰安所跡や遊廓跡を踏査した経験やオーラルヒストリー、現地の研究調査員たちとの交流の様子と共に、サバイバー亡きあとも伝達される歴史的トラウマについて明らかにする。
<参加費>
一般:一回券1000円、5回通し券4500円
学生:一回券・通し券ともに無料
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